管楽器は使われている素材や、管内の形状によって、音色やレスポンス、音程が大きく変わります。
良い素材ほど音色に深みを与えたりしますが、加工するのに大変な技術を要します。フルートは使用されている金属やキイシステム。クラリネットやオーボエは天然のグラナディラ使用する部分とその加工精度、またパッドの素材やキイの素材・操作性。サックスは本体の素材、メッキの種類、操作性。など楽器によって様々です。

金管楽器も木管楽器同様管体の素材、ベルの切り出し方、仕上げの塗装や処理の違いが音色や音の立ち上がり方に影響します。また、管の曲げ方や形状、接合の仕方などでも音色や音の抜けが変わります。

打楽器はその種類が多岐にわたり、本体のみならずスティックやマレット、ヘッドといった消耗品も種類が豊富です。スネアドラムやバスドラム、ティンパニといった膜鳴打楽器はヘッドやフープなどそれぞれのパーツ一つ一つが音色や演奏性を決める要素となります。またシンバルや鍵盤打楽器、銅鑼、トライアングルといった体鳴打楽器は素材の違いが顕著に音に表れます。またこれらの楽器を支えるスタンドも音づくりにおいて大切な要素です。

最近では、住宅事情などから縁遠くなりつつあるアコースティックピアノですが、やはり繊細な指のタッチで生まれる音と、形状や素材によって増幅される倍音、そしてハンマーに叩かれる弦の響きは何物にも代えることはできません。世界で活躍するコンサートピアノの２大ブランドがここ静岡県にあることを誇りに思います。

金管楽器も木管楽器同様管体の素材、ベルの切り出し方、仕上げの塗装や処理の違いが音色や音の立ち上がり方に影響します。また、管の曲げ方や形状、接合の仕方などでも音色や音の抜けが変わります。

教育用の楽器だからこそ、安価でも音色を、アンサンブルした時の感動をこども達に届けたい。そして、こどもが使うからこそ、安全面も大切にしたい。さらに指導者の準備の効率化、授業の幅広さを追求できる・・・教育楽器にはそんな頼もしさがもとめられるのです。